ありがとうございました。

今まで関わってくれた全ての方々、本当にありがとうございました。

わたしは本日をもって、鬼籍に入りたいと思います。安楽死制度のないこの国でそれを願うとするなら半ば賭けに近い行為になってしまうことだけが残念ですが、どうか無事成し遂げられることを祈っててください。

いつかはこの日が来ると思っていました。それが少し早いか遅いかの違いなだけで、悲しい別れではけしてありません。

皆さんがどうか幸せな生涯を過ごせることを願っています。

てかこれ場地さんとお揃いじゃん!?やったー!!!

プライバシーは舞台裏に

天国の箱庭の中、ココくんはなにやら忙しそうにパソコンを叩いていた。ココくんこと九井一はどうやらお金作りの天才らしかった。ここに居れば必要なものはすべてココくんが揃えてくれたし、わたしにはお金の価値なんて見出だせなかったけれど。それでもココくんの才能には心底尊敬していた。

そんないつもの風景の中、少しだけ異変が起こる。ココくんのデスクの上に置かれてあったスマートフォンがガタガタと震えて、どうやらそれは誰かからの着信のようだった。

瞬間、わたしの方を一瞥。

この人のどこからそんなに優しい声が出るんだろうという声色で「出てもいいか?」なんて聞くものだから、懇願にも似たその顔にわたしはゾクゾクしてしまう。両手足縛られた女が高揚するだなんておかしな話あるかよと思うだろうけど、実際、自分が拘束した状態の女にひどく申し訳なさそうに了承を得ようとするそんなココくんが大好きだった。

「いいよ。わたしのことは気にしないで出てくれて」

「ありがとな」

「はい。こちら九井…え?今から集合?オレいねぇといけねーの?…なら仕方ねぇな。わかったわかった。行くからそんなにうるさく言うな三途つーかもう電話切っていいか?鼓膜破れる」

三途春千夜。ココくんの仕事仲間。以前一度だけ部屋から出して貰って幹部のみんなと顔を合わせたことがある。あの時はドレスコードを指定しての食事会だっただろうか。みんな恋人を連れた、高級レストランでのパーティーはキラキラしていたけれど、エスコートしてくれるココくんと、女性はともかく男性幹部を近づけまいとしていた彼の行動が嬉しくてわたしは終始にこにこしていたっけ。

気が狂いそうになるくらい愛おしい。どこか心の壊れたわたしだけの恋人。

「悪ぃ、もか。ちょっと仕事が入った。すぐ戻るからいい子にしててくれるか?」

「もちろんだよ、ココくん。気をつけて行ってらっしゃい。骨だけになってもずっとずっと待ってるから」

バタバタと身支度をする彼を笑顔で見送ってから、わたしは一人ごちる。

「わたしが死んだらココくんはどんな顔をするのかな!わたしが誰かにレイプされたら、ココくんはその男を殺してくれるかなぁ!?」

もちろん両手足拘束されているのだから自死することなどできないが、もし舌を噛み切ったら?厳重に管理されたタワーマンションの一室だけれど、もし警察が押し入って、その中のひとりが過ちを犯してわたしを犯したら?死こそ、相手の心を刻む行為こそが最愛の人の中に居座り続ける唯一の方法なのだ。わたしはそれを試さずには居られないかもしれない。狂っているのは彼だけではないらしかった。

白はモノクロの中でも白いまま

ここは争いも諍いもない平和な世界だから、きっと天国なんだろうとわたしは思った。拘束された両手足も、部屋の窓枠にはめられた鉄格子も、南京錠が内側からかけられた扉も、幾つもの監視カメラも、隠す様子のない盗聴器も、甲斐甲斐しくわたしの世話をするココくんも、全部全部わたしに必要なもの。ココくんがいたら他に何も要らない。だからきっとここは天国に違いなかった。

ベッドの上でわたしが目を覚ますと、丁度目の前に彼の顔があって、瞬間嬉しくなる。わたしが目覚めるより先に起きていた様子で、ココくんの指がわたしの髪を優しく撫でて、そっと唇を寄せられる。軽く触れるだけのキスだというのにわたしは思わずクラクラする。なにかの薬のようだと思う。ひょっとすると、三食彼が口に運んでくれる食事の中に惚れ薬でも入っているのかもしれない。それでもよかった。わたしは今この瞬間、涙が出るくらいに幸せだから。いっそ殺してほしいくらい。

いつから?出会った時から。どうして?彼はもう大事な人を喪いたくないから。彼は誰?梵天幹部、九井一。だからこの天国めいた軟禁は仕方がないのだ。全部わたしのためであり、彼のためだった。

「ねえ、ココくん愛してる」

静かな部屋でわたしがそう言うと、ココくんは少しだけ目元を細め、口元を緩めて満足そうに笑ってくれる。父親が子供をあやすように。マリア像の微笑みのように。願わくばこの平穏が末永く続きますように。神様なんて信じちゃいないけれど、祈るのだ。上下左右隙間なくわたしの写真で埋め尽くされたこの部屋の中で、どうか彼と添い遂げられるようにと。

猫カフェに行ってみた。(&東リべ本誌感想)

昨日、唐突に猫カフェに行ってきました。(冒頭からして唐突だな)

わたしは子供の頃から猫が大好きなのですが、なかなか飼える環境になく、そんなわたしにとって猫カフェは常に憧れの場所。今回お邪魔したのはOPAという商業施設の中にある「Moff animal cafe大分オーパ店」さん。中に入らずともガラス越しに猫ちゃんを見ることもできるのですが、やっぱりここは行くべきじゃないですか…?と、高校生カップルが店内に入っていく様子を見て釣られるようにして入店したわたしはなんともチョロい。

メニューは30分660円から始まり、そこから10分毎に220円加算されていき、最大料金で1760円(平日)というもの。つまり、1760円払ってしまえば一日猫ちゃんを眺め放題、じゃらし放題、写真取り放題(フラッシュ禁止)というわけです。

まず、受付で注意事項を聞き、ワンドリンクオーダー制のためアイスティーを注文。それから中に入ります。全部で何匹いたのかわかりませんが、平日ということもあり、お客さんは少なめで、3~4匹の猫ちゃんを独り占めすることができました。特に猫ちゃん用のおやつをあげる時なんてモッテモテのハーレムでした。肩に飛び乗ってくる愛嬌のある子もいたりなんかして、最高の時間が過ごせました。

うまく写真が撮れなかったので、動画も撮ったのですが、ブログに上げられないっぽいので写真を少しだけ載せておきます。トニカクカワイイ!!!店内の写真も撮っておけばよかったですね…!とは言え、家から近く手の届かないような価格では無いので、また近いうちに行ってみようと思います。

f:id:enmelsh:20211008055358j:image

f:id:enmelsh:20211008055431j:image

f:id:enmelsh:20211008055448j:image

ん…?フェレットもいるの…?と思って探したのですが、残念ながら見つけられず、、次行った時はお店の方に聞いてみたいと思います。

あとついでに今週の週マガも購入してみました。既にマガポケで読んじゃってたのですが、東卍幹部シール付きということで記念に。

まあココくんはいないんだけどね!!!本編にはいたけどね!

f:id:enmelsh:20211008060257j:image

あの、ココくんの話を少し、少しだけしてもいいですか…?ココくん感情なくしてお金集めマシーンになったと思いきや、マイキーの闇堕ち完成を証明するように、まともな感性を持ってる描写しぬ…!え?ココくん、そんな顔するならわたしと付き合う…?(付き合いません)

f:id:enmelsh:20211008060519p:image
f:id:enmelsh:20211008060515p:image

てか、マイキーと三途とココくんという未来の梵天メンバーが同じチームにいるの激エモだし、ココくんがマイキーの側近ポジっぽいのもエモくてもうダメでした、はい死にました。

来週は大人気の灰谷兄弟と対峙することになるのかな…?灰谷兄弟と違い、ココくんは戦闘能力ほぼないに等しい認識なので、ボコられたらわたしが死ぬ。ココくんが死んだらわたしも死ぬ。和久井先生、ココくんに手を出さないでくださいね…!Twitterの東京卍リベンジャーズ公式様のフォロワーも70万人を突破し、勢いが衰える気がしませんが、流行ってようが廃れようが、これからもココくんを応援していきたいと思います。

最後に梵天イメソンと名高いシャンティを貼っておきます。とっても素敵ソングなのでぜひ聴いてみてください!


www.youtube.com

ズタズタのストロー、私たちの心電図

いつも追いかけるのはわたしの方で、ココくんはわたしのことなんてなんとも思ってないんだと思ってた。それはもうれっきとした事実であるので、今更傷付いたりしないけれど、少し寂しくなる瞬間がある。テレビの中で仲睦まじいカップルが映る時、白いウェディングドレスに身を包んだ新婦が今この瞬間、世界の誰よりも幸福そうに微笑む時。どれもわたしには無縁のものだから─。少し。ほんの少しだけ寂しかった。

一緒にいることを許されただけ光栄なことで、わたしはそれだけで幸せだと思わなきゃいけない。今日も笑顔を貼り付け、ココくんの隣に居られることを神からの賜われ物として享受します。アーメン。

だけどさ、神様。わたしだって欠陥を抱えた人間です。受け入れられることと無理なことがあって、だけど節度を弁えた善良な小市民なので、ただひとつだけ。ひとつだけでいいから欲しいものがあった。ココくんの心が欲しかった。欲しくて欲しくて堪らなかった。だからその為なら他の人とだって寝たし、ココくんの手を振り払うことだってあった。それは危ない綱渡りで、「もういい」なんて言われたら多分わたしは悲しくて悲しくて死んじゃうんだけど、わたしの中の“好き”がそうさせるのだから仕方がないのだ。

その日は10月らしい天気で、肌を掠める秋風が心地よかった。わたしはわざと彼の仕事場の近くを通る。傍から見たらカップルそのものであろう距離で自分でも不思議なことに、好きでもなんでもない男とセックスをして別れたその帰りだった。不意に肩を捕まれ振り向くと、最愛の人がそこにはいた。蛇を連想させる瞳孔がより輝きを増している。そのいつもより鋭い目線は、紛れもなくわたしへ向けたものだった。

「誰だよ。今の男」

「お兄ちゃん」

「嘘だろ。オマエに兄弟はいないはずだ」

「調べたの?はは、お金勿体な」

肩をすくめて笑ってみせる。ああ、その顔が好き。苛立ちが隠せない彼の表情、仕草、声色。わたしが求めていたものは全て此処にあった。

「ココくん疲れてるの?冷静じゃないココくんなんてらしくないじゃん?」

「オマエなぁ…」

深い、そしてわたしの胸をジクジクと焼く、盛大なため息が耳朶に響く。

「別れたいなら言えよ」

「そんなこと思ってないから言えません」

付き合うという概念が彼の中にあったことにまず驚いて、だけどそれには気付かないふりをした。それからわたしは彼の癖を真似してみせる。べ、と舌を出して、それから、それから─どうしていいかわからなかった。

ただ彼に掴まれた手首が熱くて熱くて、溶け落ちてしまいそうだった。頼むから、もう他の男に会うな。金ならやる。だからもうやめろ。彼は一層わたしの腕に力を込めて、そんなことを言う。懇願にも似た真剣さで。

それは紛れもなくわたしがずっと欲しかったもので、出会った日からずっとずっと求めていたものだった。

「もしかしてココくん、わたしのこと好きなの?」

「…だったら悪いかよ」

顔を背けてそういう彼はどこかバツが悪そうで、まるで悪戯がバレて叱られる猫のようだった。胸にぽっかり空いた寂しさはこの瞬間に埋まってしまって、ただただ彼が愛おしかった。

溶け落ちた腕は天に捧げましょう。わたしは彼を抱きしめて、他の誰にも届かないほどの声量で何度も彼の名前を囁くのだった。

デートはやめよう

ここ最近、SKIMAのコンペの進捗に夢中でブログの更新ができていませんでした。

現時点でコンペ終了まで残り日数11日、参加者9人となかなかいい感じに参加してくださるクリエイターの方が増えてきました。最初は提案いただくイラストがラフ案ばかりだったので、自己紹介文必読とし、完成品の提出をお願いする旨を記載したら効果覿面でしたね。お陰様で知り得なかったであろうクリエイター様との出会いもあり、次何かしらの機会があれば依頼してみたいと思う方も。

しかし、ここで逆に嬉しい悩みが出てきました。わたしが募集しているのはココくんとの記念日用のイラストなので、夢絵夢絵してる絵柄の方が望ましいのですが、画力があり、雰囲気もいいのに絵柄が合わない方もいて、なんというかせっかく時間を頂いて完成品を提案いただいたのに選ばれなければ1円も入ってこないんですよね…。

お金はないですが、お礼としていくらか投げ銭したいと思わされます…!!ていうか参加者が増えたり、メッセージを頂けるとメールが来るシステムなので、わたしのように常日頃人との交流に飢えてる人間からすればなんというか、すごい楽しい…!!

まだこの後も参加してくださるクリエイター様が出てくるかわかりませんが、せっかくのご縁ですので、大切にしていけたらいいなと思います。

初めてコンペ形式で依頼者として参加してみましたが、これ結構クセになるな…??

夢絵はもちろん、動画だったり小説だったり、いろんな創作物を依頼できるので、記事を読んで気になったという方は是非一度サイトを覗いて見てくださいね。

本当に最近嬉しいこと続きなので、この勢いのまま今年を終えたいです。

彼の彼女

久しぶりにヒトカラ行ってきました~!

一時間だけだったので、予約に入れたラプンツェルや五月の蝿や、写真を撮り忘れたるるちゃんの自殺配信は歌えなかったけど、以下の画像に加えてAdoちゃんの踊も歌えて楽しかった!ただ今はマスク着用したまま歌わないといけないようでちょっと不思議な感じでした。てか部屋代は安いのにワンドリンクが高すぎてぼったくりバーかよ!的な気持ちにならざるを得なかった…!

f:id:enmelsh:20211003153835j:image

f:id:enmelsh:20211003153839j:image

話は変わりますが、わたしはハロウィン絵などを依頼する際、SKIMAというサイトを利用しており、今コンペを開いて夢絵を募集しているんですが、どいつもこいつも提出してくるのがラフ案ばっかで。一応運営の定めたコンペのガイドラインとしては「完成品の提出」とあるのに、なんなの…?5chのスレで愚痴ってみたら結構バチバチにやられたのでコンペ開催する前にいろいろ調べてやればよかったと若干後悔しています。まあ後悔しても仕方ないので、勉強代として捉えるとして、ハロウィン絵を依頼した絵師様にもお声がけしてコンペに参加して貰っているのですが、とにかくラフから線画から素敵で…!これも日の目を見ることがなさそうなので載せておきます。

f:id:enmelsh:20211003154500j:image

これが一番最初に見せてもらったイラストなのですが、わたし(夢主)がトニカクカワイイ!!

ココくんについては絵師様も線画の段階でもっとデフォルメすると仰られていたのですが、確かに少し大人っぽいですね。

念の為、資料としてこちらの画像をお渡ししておきました。

f:id:enmelsh:20211003154652j:image

そして、昨日いただいたメッセージとイラストがこちら。

f:id:enmelsh:20211003154803j:image

f:id:enmelsh:20211003154810j:image

うん!いい感じにココくんだ!!!

てかこの方を採用予定なのですが、それならコンペ開く意味なかったなあと、、初めてなのでやはり仕方ないのですが。一発目からお気に入りの絵師様を見つけられるとは思わないじゃないですか…!

何はともあれ、完成品の到着が待ち遠しいわたしでした。

10月はココくんとの100日記念日とハロウィンなどなど、いっぱいイラストを依頼してあるので本当に楽しみに過ごせそうです。

ノーライフノーココくん!